参院選の立候補者の遊説の様子をお伝えします。

参院選 山梨選挙区に立候補したのは現職と新人あわせて5人の方々です。
自民・現 森屋宏候補
「私の政治信条はただ一つ。誰一人取り残さない政治の実現。日本中でそういう国づくりができるように、そしてどの国にも負けないような、強い強い日本をつくっていくために仕事をさせてもらいたい」
自民党の現職 森屋宏さん。県議会議員を経て2013年の参院選で初当選し、現在2期目です。
自民・現 森屋宏候補:
「地域経済を良くしていくことが必ずや日本経済につながっていくという信念のもとに地域経済の再生・復活を皆さんに訴えている」
物価上昇を上回る賃上げや農産物の販路拡大などを公約に掲げています。
選挙期間中の勝負メシは?
自民・現 森屋宏候補:
「牛丼。肉は好き。なるべく肉は食べて常に力をためていこうと思っているので、早く食べられて最適」
これまでの政治経験や自民党の組織力を生かし3期目の当選を目指します。
自民・現 森屋宏候補:
「内閣官房副長官をやって信頼関係も作ることができたし、視野も広げることができた。まずは山梨を元気にして経済をしっかり回し、誰一人として取り残さない、そういう地域を作っていかなければいけない」
参政・新 永田己貴候補
「利権まみれ、選挙のための選挙しているところに任せることはできません。日本人を守り抜く。この理念のもと様々な政策を打ち出している」
参政党の新人 永田己貴さん。笛吹市出身で学習塾を経営をしています。
今回初めて選挙に立候補しました。
参政・新 永田己貴候補:
「日本人を育む。これは偏差値教育、今の偏った偏差値教育の廃止。愛と勇気あふれた子どもたちを育てていく。人格形成型の教育。こちらにしっかりと舵取りをして教育を変えていきたい」
教育政策に力を入れ選挙戦では、減税や国債を発行しての物価高対策なども訴えています。
またSNSを活用して30代や40代を中心に無党派層への訴えを強め、議席獲得を目指します。
参政・新 永田己貴候補:
「日本人ファースト、日本の国益を守り、世界に大調和を生むという強い日本。子どもたちが何よりも、山梨に生まれてよかった、そして日本に生まれてよかった、日本人でよかった、そういう国を作っていきたい」
国民・新 後藤斎候補
「子どもたちに夢を、現役世代・若者には希望を、そしてシルバーの皆様には安心をという、当たり前の政治をつくっていく」
国民民主党の新人 後藤斎さん。これまでに衆議院議員を4期、山梨県知事を1期務め、参院選の選挙区に立候補するのは今回が初めてです。
国民・新 後藤斎候補:
「給付金でいいのか、それとも消費税や所得税の減税を通じて、手取り・給料が増える形の経済政策にしていくのか。減税の夏を実現し、自民党の裏金政治をここで終わらせる夏にしてもらいたい」
今回の選挙戦では減税で手取りを増やすことや、安定してコメを生産するための農業政策などを中心に訴えています。
経験を武器に支持拡大を狙います。
国民・新 後藤斎候補:
「地域や暮らしを支えるには自分が立ち上がっていかなければいけない。衰退をして目を覆うばかりの状況になっていることを、もう一回立て直して、SNSの活用も含めて自分の考え、これからの思い、私の人柄も含めて県民の皆さんにご理解いただけるようにさらに努力していきたい」
共産・新 早田記史候補
「自民・公明政権を少数に追い込み、国民の皆さんの切実な願いを実現できるチャンス」
共産党の新人 早田記史さん。元南アルプス市の市議会議員で、国政選挙への挑戦は去年の衆院選に続き2回目です。
共産・新 早田記史候補:
「若者も高齢者も誰でも減税。コメ代、電気代、スマホ代なんでも減税。一律5%の減税こそ一番の物価高対策」
選挙戦では消費税廃止を目指した5%の減税や暮らしの予算を増やすことなどを訴えています。
ひときわ目立つピンク色の麦わら帽子は選挙での必需品です。
共産・新 早田記史候補:
「イメージカラーはネクタイも含めピンクでいこうということで、イメージもガラッと変わって意外と色も似合っているねと評判もいい」
徹底した政治改革を訴え、支持拡大を図ります。
共産・新 早田記史候補:
「昨年の衆院選で自公を少数に追い込んだことで『国民の一票で政治は変えられる』ことが示された。抜本的対案を示す日本共産党を伸ばすことが政治を変える一番の力。自民党政治を終わらせ、新しい政治をつくる展望を開きたい」
諸派・新 舟橋夢人候補
「NHKをぶっこわーす」
政治団体NHK党の新人 舟橋夢人さん。東京都内でIT系の技術者として働く会社員で、国政選挙への挑戦は2回目です。
諸派・新 舟橋夢人候補:
「給料が上がった以上に税金を取られている。この税金を下げたい。1に減税、2に減税、3、4がなくて5に減税」
消費税やガソリン税の暫定税率の引き下げを訴え、コメについては国の補償で農家から高く買い、安く売る仕組みを作ると訴えています。
東京都内に住むため県内での選挙活動は週末が中心で、ポスター張りもほぼ1人で行っています。
そこでSNSのライブ配信を活用し遊説の様子を積極的に配信しています。
諸派・新 舟橋夢人候補:
「ほかの方(候補)は自分で考えているのかなと。党の政策をそのまま言っていない?みたいなところがある。自分の頭で考えて、それを進めるにはどうしたらいいかとできるのが私の売りだと思う」