参議院議員選挙は20日の投開票日に向けて各候補が舌戦を展開していますが、RKK熊本放送では、政策について熊本選挙区で立候補した4人に候補者アンケートをしました。
第3回は「半導体製造大手・TSMCの熊本進出などに伴う課題への対応」と「水俣病への対応」です。
回答の順番は、候補者が選挙管理委員会に立候補を届け出た順です。(画面左から順)

<質問>TSMCなどの熊本県内進出に伴う交通渋滞や農地減少、水資源の確保、熊本県の北部と南部の格差などの課題について、どのように取り組むべきと考えますか。150文字以内でお答えください
諸派・新人 立花勝樹候補(57)
他県の企業城下町を参考に課題の解決に向けて情報を集めて対応する。
自民・現職 馬場成志候補(60)
「自動車1割減、公共交通2倍」をキーワードにハード・ソフト課題解決に向け対策を進めている。これから効果が現れてくる。地域課題に対し、営農支援、環境保全策等で様々な課題解決に全力で取り組みます。南北格差に関し、波及効果を県全体に広げることは重要。それぞれの地域の特性を活かし、市町村との連携は不可欠。
参政・新人 山口誠太郎候補(36)
第3工場の拙速な誘致は避ける。渋滞対策はハード・ソフト両面からアプローチする。地下水の取水制限や、一部PFASなど法規制外物質を予防原則に基づき企業に働きかける。南北格差是正には早急にインフラ整備を進め、水や食料、自然を守り熊本の強みを活かす地域づくりが農地減少の対策と地域の発展につながる。
立憲・新人 鎌田聡候補(60)
朝夕の交通渋滞、地下水の量と質、農地減少による営農継続困難をはじめ様々な問題が生じている。県と関係市町村で対策本部をつくり課題解決に取組んでいるが、地域住民の声をしっかり反映させて対応する。