今月20日に投開票される参議院選挙について、JNNは13日までの2日間、情勢調査を実施しました。5人が立候補している沖縄選挙区では高良さんと奥間さんによる接戦となっています。
JNNは13日までの2日間、携帯電話を使ったインターネット調査を実施しました。その結果に取材を加味して中盤の情勢を分析したところ、沖縄選挙区は高良さんと奥間さんによる接戦となっています。
高良さんは推薦を受ける立憲、共産支持層の8割近くをまとめているほか、社民支持層のおよそ7割からも支持を得ています。
奥間さんは公認を受ける自民支持層の6割近く、推薦を受ける公明支持層のおよそ7割から支持を得ています。
和田さんは参政党支持者の票をほぼ固め高良さんと奥間さんを追う展開、真喜志さんと比嘉さんは浸透せず、独自の戦いとなっています。
ただ、調査時点で4割近くの人がまだ投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢は変わる可能性があります。
その参議院選挙の期日前投票が今月4日から始まっています。県選挙管理委員会によりますと、県内ではきのうまでに選挙人名簿登録者数の7・77パーセントにあたる9万2275人が期日前投票を行っていて、前回、3年前の参院選の同じ時期と比べると0.33ポイント増えています。
期日前投票は各自治体の役所などで行うことができるほか、那覇市では14日から市内2か所のショッピングセンターにも期日前投票所を設けています。
今回の参院選は投票日が3連休の中日にあたることから、県選挙管理委員会は選挙当日に予定がある人などは積極的に期日前投票を利用するよう呼びかけています。