キャプテン交代で得た“新たな気づき”

チームとして成長する一方で、竹内主将を襲ったのは、キャプテンとしてのプレッシャー。春の大会期間中、一時、キャプテンの交代を余儀なくされます。

バトンを受け取ったのが、西郷村出身キャッチャーの仁平大智選手でした。チームを明るく照らす笑顔と、野球に対する誠実さでチームをまとめあげ、県大会では見事、チームの優勝に貢献しました。

仁平大智捕手「いろんな選手の内面的なものを引き出して、そういうものを見せて竹内に渡せたらなと思ってやっていた」

仁平選手のチーム作りは、竹内選手に“新たな気づき”をもたらしたといいます。

竹内啓汰主将「人のせい、誰か仲間のせいばかりにしていた自分が一番未熟だったということに気づけた時間だった」