福島市が誇る三つの名湯—高湯温泉、土湯温泉、飯坂温泉。伝統的な湯治場としての良さを残しながら、驚くほど個性的なグルメや宿泊体験が楽しめるスポットをご紹介します。
高湯温泉:意外すぎるグローバルな体験
全国温泉地満足度ランキングで1位を獲得することもある高湯温泉。白濁した硫黄泉で知られるこの湯治場に、2025年、驚きのスポットが登場しました。

「夕食館」では、なんとハンガリー出身の料理長ピーターさんが本格的なハンガリー料理を提供しています。この日作られていたのは「ブラッショーイ・ペチェニェ」—じゃがいも、ベーコン、にんにくを炒めたハンガリーの家庭料理です。自家製ベーコンがゴロゴロ入った一皿は、スパイシーな香りがしながらも辛くなく、お子様でも楽しめる優しい味わいとのこと。

さらに嬉しいのは、食事をすると温泉への入浴が無料になること。ハンガリー料理を堪能した後は、高湯ならではの白濁したお湯で心身をリフレッシュできます。
土湯温泉:サステナブルな新名物が続々誕生
15年連続で水質日本一に輝く荒川沿いの土湯温泉では、温泉の熱を活用したユニークな取り組みが話題を集めています。

道の駅つちゆロードパーク(福島県第1号の道の駅)で人気No.1となっているのが「温泉納豆」。温泉の熱で発酵させるという、まさにサステナブルな製法で作られています。福島県産の中粒大豆「タチナガハ」を使用し、香りが良くクセの少ない仕上がり。付属の味噌ダレが旨味とコクをプラスしてくれます。

飯坂温泉:新しい立ち寄りスポットが充実
縄文時代から続く歴史を持つ飯坂温泉では、45度前後の熱いお湯が特徴の共同浴場とともに楽しめる新しいスポットが増えています。

2025年5月オープンの「土論堂」は、農業用倉庫をリノベーションした「おみやげ喫茶」。レトロな雰囲気の中で味わえるバスクチーズケーキも人気ですが、話題なのが「ラジウムチーズシェイク」。なんと飯坂名物のラジウム卵がまるまる1個入ったシェイクで、さっぱりしたカスタードのような味わいが楽しめます。

温泉街の歴史と現在をつなぐ魅力
福島市の三名湯は、それぞれが異なる個性を持ちながら、新しいチャレンジを続けています。高湯温泉の国際色豊かなグルメ、土湯温泉のサステナブルな取り組み、飯坂温泉の多彩な立ち寄りスポット—どれも温泉の魅力を新しい角度から楽しませてくれます。

伝統的な温泉文化を大切にしながらも、時代に合わせて進化を続ける福島市三名湯。次回訪れる際は、お気に入りの温泉だけでなく、まだ体験したことのない新しいスポットにも足を向けてみてはいかがでしょうか。きっと思いがけない発見と感動が待っているはずです。
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『ふくしまSHOW』
(福島県域 水曜よる7時~)
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