シリーズで参院選 山梨選挙区の立候補者の主張をお伝えしています。
3回目は物価高対策や各政党の考えなどについてです。

参院選 山梨選挙区に立候補したのは現職と新人あわせて5人の方々です。
物価高対策は?
物価高対策について聞きました。
自民・現 森屋宏候補(68)
「消費税(減税は)時間がかかりますから、何よりも一番早く対応するのであれば自民党として現金給付」
参政・新 永田己貴候補(55)
「ほぼ半分が税金として持っていかれているような状況。そんな中で、減税一択。そして国債の発行」
国民・新 後藤斎候補(67)
「所得税を引き下げる。経済への循環をしながら、暮らしと地域と産業をしっかり支えていく」
共産・新 早田記史候補(42)
「消費税減税とともに物価高に負けない賃金の大幅アップを行う」
諸派・新 舟橋夢人候補(59)
「可処分所得があがっていけばいい。その最大の要因は税金。社会保険料が重くのしかかっているので、これを軽くしたい」
最大の争点になっている給付か消費税減税か。各政党の主張をまとめました。
全面給付を掲げているのは自民党・公明党
給付と減税の両方を掲げているのは立憲民主党とれいわ新選組。
そして減税を掲げているのは日本維新の会、共産党、国民民主党、参政党、社民党、日本保守党です。
【日本や山梨のために何ができる?】
日本や山梨のために何ができるか聞きました。
自民・現 森屋宏候補(68)
「リニア中央新幹線が来る。甲府の環状線ができる。中部横断道の北部区間もできてくる。これはあくまでも環境が整っていくこと。これを最大限に生かしていくのは政策的アイデア。全国の皆さんから選ばれる地域にしていく、そういう取り組みを進めていく必要がある」
参政・新 永田己貴候補(55)
「国づくりは人づくりであるということで、教育が根幹になると思う。子どもたちの教育というものをしっかりと改革していきたい。現在の偏差値に偏った管理型教育ではなくて、一人一人の個性や特性を生かし、愛と勇気を持った、そんな子どもたちに育っていくように人格形成型の教育に変えていきたい」
国民・新 後藤斎候補(67)
「食とエネルギーの自立をしっかりやりながら、山梨の果樹農家、製造業、年金暮らしの皆さまを給料が増えることで年金もベースアップできるような内需循環型の世の中にしていきたいし、ご理解・ご評価をしてもらえるようにしたい」
共産・新 早田記史候補(42)
「大企業減税や大軍拡をやめれば消費税減税も社会保障充実もできる。こういう責任ある財源論を示して本気で実現を目指す日本共産党が伸びれば実現の道が開ける」
諸派・新 舟橋夢人候補(59)
「山梨にも農業+ITをミックスさせた農業特区を作りたいと思っている。効率化して少ない人数で大量の農産物を作るかということを実験できるようなところを山梨県から発信していきたい」
あすは参院選の争点や意義について有識者に聞きます。