国民民主党の玉木代表が8日、金沢市で街頭演説を行い、党の看板政策となっている「年収103万円の壁」の引き上げやガソリンの暫定税率の廃止などを訴えました。

8日正午すぎ、金沢駅前で街頭に立った国民民主党の玉木雄一郎代表。

集まったおよそ350人の支援者らを前に、所得税のかかるいわゆる「年収の壁」をめぐり、党が主体的に行った提案が、国会内での議論の見直しに繋がったとこれまでの実績を強調しました。

国民民主党・玉木雄一郎代表「30年、1円も1ミリも動かなかったことを私たちが動かしてきたんです。北陸はやっぱり保守王国と言われる。でもそこを変えることこそ日本の政治を変えることに繋がるのではないでしょうか皆さん」

また、北陸3県で1世帯あたりの車の保有台数が全国でも群を抜いて多いことに触れ、ガソリンの暫定税率の廃止といった政策の実現により、「税を取って配る立場の政治ではなく、税を支払っている国民の立場に立った政治に変えていきたい」と意気込みました。