休憩場所の周りにはこんな対策も。
北野建設 武田誠信さん:「扇風機を設置したり、冷水器を設置したりしています。あとはミストを設置してここを通ったときに涼しいと感じてもらえるようにしています」

6月から法律で義務化された、職場での熱中症対策。
北野建設では、以前から対策をとってきたため大きな変更はないといいますが、20以上の業者が関わる工事を管理する立場で、意識はより高まったといいます。
北野建設 武田誠信さん:「WBGT値が高いときは職人さんの顔色を現場を回ったときに声をかけたりして反応見てみたり、体調の変化がないかなと常に意識して管理しています。現場でよく聞かれる安全第一っていう言葉があると思うんですが、職人さんたちがいないと建物が建たない。職人さんたちの体調管理というのが安全第一の一つで重要に考えています」

現場で働く人:「そういう環境を整えてくれるのはすごくありがたいですね。暑いときはもうみんな休もうって感じで、確かにその工期とかあるかもしれませんけど何より体の方が大事なので」

2年後の8月までと、長期にわたる工事。暑さに対する様々な対策を講じながら、作業が進められています。