
参院選はきょう4日、期日前投票が始まりましたが、鹿児島選挙区の投票率は低下傾向が続いていて、6年前の前々回は過去最低の45.75%、3年前の前回は48.63%でした。

年代別の投票率をみると、18歳と19歳は28.51%、20歳から24歳は29.97%、25歳から29歳は38.56%と県全体の平均を10ポイントから20ポイント近く下回っています。その背景について政治学を研究している崇城大学の今井亮佑教授に聞きました。
(崇城大学総合教育センター 今井亮佑教授・政治学)「家庭内で政治に関する話題が出ることもない。結果、子どもの政治に対する関心度が低い。教育を充実させるしかない。自分が1票を投じたら自分の願いがかなうことを実体験してもらうと子どもたちも選挙は大事だと認識するようになり、投票に行くことになる」
参議院選挙の投票日は今月20日です。