霧島連山の新燃岳で、4日午後4時40分頃、噴煙が火口から3300メートルを超えて上がったことが確認されました。
鹿児島地方気象台によりますと、灰は火口から南東に流れ、霧島市や宮崎県都城市、小林市で多量の降灰が降る予想です。また、曽於市でも少量の降灰が予想されます。降灰予想は画像で掲載しています。
気象台は、多量の降灰が予想される範囲内では、不要な外出や車の運転を控えるよう呼び掛けています。また、やや多量の降灰が予想される範囲内では、傘やマスク等で防灰対策をして、徐行運転を心掛けてください。
新燃岳では、3日も、7年ぶりに、火口から5000メートル上空まで噴煙が上がったことが確認されています。
新燃岳は、先月27日午前10時25分に発生した噴火が現在も継続しています。噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中で、気象台は火口から2キロの範囲で火砕流に、3キロの範囲で大きな噴石に警戒を呼びかけています。