「物価高対策」各候補の訴え

事実上の「政権選択選挙」ともいわれる今回の参院選。熊本県内の有権者は、どんな政策に関心があるのでしょうか。インタビューに応じた約10人のうち、ほぼ全員が「物価高対策」への関心を示しました。

70代「一番は物価高。上がってもいいけど、それだけ賃金が上がれば。特に地方は賃金が安いから」

30代「何をするにも、車も高い、食費も高い。でも給料は変わらない」

30代「生活するにも家計の出費が厳しいので、そういうところを考えてくれるところがいい」

最大の争点になるとみられる「物価高対策」について、各候補の訴えです。

◆諸派・立花候補

弱者対策が必要
ひとり親世帯や生活困窮世帯への支援拡充

◆自民党・馬場候補

国民生活を支えるにはスピード感が大切
時間を要する消費税減税ではなく、給付金で対応

◆参政党・山口候補

国民が使える金を増やしたい
社会保険料の見直しと消費税の段階的な廃止

◆立憲民主党・鎌田候補

食料品の消費税を来年4月から、まずは1年間なくすこと
ガソリンの暫定税率廃止

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7月3日、自民党の岸田前総理が熊本に入り、あす4日は、立憲民主党の野田代表が熊本を訪れます。こうして総理経験者や代表クラスが続々と熊本入りするのは、去年の衆院選や3年前の参院選ではなかったことです。

今回の参院選では熊本選挙区が「重要な選挙区」となっています。