きょうから7月です。鹿児島の夏の風物詩・六月灯。その始まりを告げる鹿児島市清水町、八坂神社の六月灯から中継です。今年は神社のシンボルが復活したそうです。

鹿児島市志水町の八坂神社です。この時間も厳しい日差しと暑さが続いていますが、露店も出て賑やかな雰囲気です。
今年の見どころのひとつが、きょう、完成・お披露目された社殿正面の大鳥居です。高さ7.5メートル、幅10メートル。その大きさに圧倒されます。

1160年に創建した八坂神社は、1700年代後半に大鳥居が作られました。幕末の薩英戦争を描いた絵図にもその姿があります。しかし、1945年、太平洋戦争の鹿児島空襲で社殿とともに焼失。
六月灯は戦後復興とともに再開しましたが、シンボルの大鳥居だけがありませんでした。

今年の六月灯でかつての姿を復活させようと、1年ほどかけて再建させました。お披露目となった今日は、新しい鳥居を清める神事とくぐり初め式が行われました。

完成を祝って、今の時間は神輿渡御が行われています。元気な掛け声が響き、華やかな幕開けとなっています。
八坂神社の六月灯はきょう午後9時まで行われます。以上、中継でした。