夫婦で民宿を営む有川美雪さん(73)です。30日、地震が起きた時は、早めに布団に入っていたといいます。

(民宿経営 有川美雪さん)「すごく揺れるなと思って、いつもよりひどいなと思った。落ち着いたと思ったら、余震がきて眠れなかった」

地震がおさまらない中、宿泊予約のキャンセルの連絡が相次いでいます。

(民宿経営 有川美雪さん)「29日に大阪から来るお客さんが、悪石島が地震だから宝島に変更しようかなと。おさまってくれるといいなと思う」

悪石島では2021年12月の地震で震度5強を観測。当時、有川さんは鹿児島市への避難を経験しました。不安を抱きながら、いざという時に備えています。

(民宿経営 有川美雪さん)「住み慣れているから、離れたくないとは思うが、こういう状況であれば、状況によっては自分たちも鹿児島か奄美に行かないといけないといけない」