1日から全国安全週間が始まり、労災事故の防止を呼びかけるパトロールが行われました。


体育館の新築工事が行われている長野市の長野運動公園には、長野労働局の三浦栄一郎局長が訪れ、安全対策や熱中症の予防を呼びかけました。

去年、県内で発生した労災事故の死傷者は2360人で、2009年以降で最も多くなりました。このうち、亡くなったのは16人で7人が建設業です。


パトロールでは、転倒防止策や重機の接近を知らせるセンサーなどを確認しました。

長野労働局三浦栄一郎局長:「足場の段差が少ないのを確認できたのはよかった。昔と違う暑さ、引き続き熱中症対策もして労災防止に取り組んでほしい」


全国安全週間は今月7日までで、労働局は労災対策の徹底を呼びかけることにしています。