参議院選挙が3日に公示されます。山梨選挙区は現職と新人あわせて5人が立候補を予定していますが、今回は5人の言葉に注目します。

山梨選挙区に立候補を予定している5人が、立候補の会見でどのようなことを訴えたのか、AIの分析で言葉の回数を集計し多く使われた言葉を読み解きました。

参院選の山梨選挙区に立候補を予定しているのは5人です。

自民党の現職 森屋宏さん67歳

国民民主党の新人 後藤斎さん67歳

共産党の新人 早田記史さん42歳

参政党の新人 永田己貴さん55歳

政治団体「NHK党」の新人 舟橋夢人さん59歳

現職と新人あわせて5人で1議席を争います。

この5人が立候補会見でどのような言葉を重要視したのかAIが分析します。

まず、自民党の森屋宏さんです。

最も多く使われたのは「県議会議員」という言葉でした。

「県議会議員」は県議時代の実績のアピールや党が一丸となって戦う姿勢を示すときに使っています。

また、「産業」「転嫁」「地域」といったワードは物価高騰への対策、山梨への投資を増やすといった経済政策を重視する姿勢が伺えます。

続いて国民民主党の後藤斎さんです。

最も多く使った言葉はかつて官僚として勤務した「農水省」です。

果樹の輸出産業化など食と農業に関する政策を訴える際に使用し、重要視していました。また「国民民主党」「榛葉幹事長」など所属する政党に関するワードも多く党の勢いを全面に出す姿勢もうかがえます。

共産党の早田記史さんです。

物価や消費税など経済に関して「大企業」「高騰」「減税」などのワードを現在の政権に批判的な内容で多く使用しました。

なお最も多く使った言葉は「日本共産党」でした。

参政党の永田己貴さんです。

教育関連の仕事に携わることから「日本の教育」「子どもたち」「1人1人」など政策として教育を重視していることが伺えます。

最も多く使った言葉は「信玄公」でした。

政治団体「NHK党」の舟橋夢人さんです。

「利権」という言葉を最も多く使い、受診料を支払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送の実現などを訴えています。

参院選は3日公示、20日に投票が行われます。