気象台は6月27日、九州南部の梅雨明けを発表しました。平年より18日早く、過去2番目に早い梅雨明けです。

九州南部は向こう1週間、晴れる日が多い見込みで、気象台は27日「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

平年より18日早く、去年より19日早い梅雨明けです。九州南部が6月中に梅雨明けするのは、1955年以来、70年ぶりで、過去2番目に早い梅雨明けです。

「多く雨が降ったからよかった。暑いのもいや」

「(梅雨が)短く感じた。去年は7月まで梅雨だったから、早く梅雨が明けてうれしい」

「(今年の梅雨は)とても暑かったから熱中症に気を付けていた。農家の人は梅雨が短くて大変だと思う」

「野菜とか高くなるかも、心配、困る」

梅雨入りが発表された5月16日から26日までの雨量は、鹿児島市で791ミリ、阿久根市で733.5ミリで、本土では平年のおよそ1.4倍の雨が降りました。一方、種子島では428ミリ、屋久島では774.5ミリと平年の7割程度でした。