
力を入れるもう1つの花が「ジニア」。
大きな面積を占めるため40万鉢を植えなければなりませんが、雨が続き作業が遅れていました。
そこで、SNSで植え付けのボランティアを募集、地元の金融機関の新人たちも研修を兼ねてやってきました。
丸山侑佑校長:「職員や実習生に言っているのは、私たちが植えるのは一つ一つの苗かもしれない。その苗が集まった時には多くの笑顔をうむ、『わあきれい』と感動の言葉をうむ。みなさんも必ず帰ってきてください。お客様が喜ぶ姿を一緒に見ていただきたいなと思います」

6月中旬、ワイルドフラワーと名付けられたエリアで、ポピーや矢車草が咲きました。
ここには16種類の種を蒔きどう育つのか、いつ咲くのか来年のために記録を取り続けています。

そして、10ヘクタールの広大な花畑が徐々に華やかに色づきつつあります。

一方、ネモフィラの畑は、
今年はうまく育ちませんでしたが、全て記録に残し来年につなげます。
八ヶ岳農業大学校 南壮一郎理事長:「世界中のお客さまが八ヶ岳農業大学校のこのお花畑を目指してくる。世界中からお客様が来るってことが成功のスタートラインじゃないかな」

丸山侑佑校長:「子どもたちが原村を出て新しい世界で新しい友達に出会ったときに、『あなたの育った故郷には何があるの?』と聞かれたときに、『すごくきれい花景色があるよ』と言ってもらえることかもしれない。それが私の成功かもしれないです」

14日にオープンしたお花畑は9月まで無料で開放されます。