伊丹市長「2度の延期はやむをえなかった」
伊丹市から提案した統合計画の延期が招いた今回の事態。市長はどう捉えているのでしょうか。
(伊丹市 中田慎也市長)「市民の皆さまには大きなご不安、ご不便をおかけしていると思っております。社会情勢変化や自然由来の影響等々がありましたのでなかなか予期できない。2度の延期ということにつきましては、やむをえなかったところだとわれわれは考えています」
市長は計画自体に問題はなかったとしたうえで、診療休止中の患者の受け入れ先については、市も周辺の自治体などに協力を呼びかけていくと話しました。
(伊丹市 中田慎也市長)「まずはできるかぎり、市立伊丹病院のほうで受け入れられるかぎり受け入れてまいりたい。ただ当然限度がございます。それゆえ、近隣の医療関係者の方々の力、隣の尼崎市、周辺の自治体や医療関係者と協力して、できるかぎり患者の皆さまに影響のない受け入れ体制というものを整えられるように力を尽くしていきたい」
地域住民の命や安心を守る病院。統廃合が加速するなかでも切れ目のない医療が提供されるよう、迅速な対応が求められます。
(2025年6月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)