H2Aロケット50号機打ち上げ ライブ配信(アーカイブ)
H2Aロケットの最終号機・50号機が、29日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。【写真】H2Aロケット「有終の光」まばゆい光放ち宇宙へ
H2A50号機は、29日午前1時33分に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
およそ16分後、搭載した観測衛星「いぶきGW」が予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。今回の50号機が最後の打ち上げとなったH2Aは2001年から運用されていますが、50機中49回打ち上げ成功となり、成功率は98%になりました。
今後の打ち上げは、コストを半分の50億円程度に抑えることを目指した新型ロケットH3に引き継がれます。








H2Aロケットは、2001年から運用されてきた日本の主力ロケットです。これまで気象衛星「ひまわり」や、小惑星探査機「はやぶさ2」、情報収集衛星などの打ち上げミッションを担ってきました。

打ち上げの成功率は97.96%と高い信頼性の一方で、打ち上げにかかる費用は1回あたりおよそ100億円で、世界水準より3割ほど高いことが課題でした。今回の打ち上げを最後に、打ち上げ費用を半分に抑えることを目指すH3に完全移行します。

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