薩摩川内市の川内川できのう22日、ボート競技の川内レガッタが開かれ、早稲田大学と慶応大学の名門対決もありました。
31回目を迎えた川内レガッタ。市民や地元企業など26チームが参加しました。

川内高校と川内商工からは、今年のインターハイで活躍が期待される男女5チームが出場しました。
(川内高校漕艇部 星永菜月さん)「(きょうは)笑顔で漕いで、これからも応援してもらえるように頑張る」

メインイベントは早稲田大学と慶応大学の現役選手が戦う早慶戦。コロナ禍などで8年ぶりの対戦となりました。
学生日本一など実績ある名門大学のレース展開に、市民や大学OBから声援があがります。
(早稲田大学学友会鹿児島 藤陽一さん)「早稲田の校歌を歌って、昔から打倒慶応でやってきたので、OBになっても気持ちは変わらない」
(鹿児島三田会 諏訪純さん)「薩摩川内市、鹿児島県の小さい子どもたちが、ボートをやりたいと言って早慶に入って、鹿児島三田会に戻ってきてほしい」
2本のレースが行われ、2本とも早稲田が勝利しました。
(川内商工高校漕艇部 河野瑛介さん)「速かったので、驚いた」
(川内商工高校漕艇部 中村漣さん)「やっぱりレベルが違う。見て学ばないといけない」
(慶應 中村遼太主将)「みんないい子たちで、大学でも続けてくれたらなと感じている。僕らがいい目標になりたいと思い漕いだ」
(早稲田 小山知起主将)「(鹿児島に)来てみて、本当にすごく歓迎を受けた。私たちのために用意されたレースもあって、感謝の気持ちでいっぱい」

伝統の一戦で薩摩川内市が盛り上がる一日となりました。