テニスの九州高校総体が23日、鹿児島で開かれ、女子団体で鳳凰高校が決勝に臨みました。

九州高校総体はハンドボールや体操など5つの競技が鹿児島で開かれ、23日は、テニスの決勝が行われました。

3月に女子団体で、県勢初の全国選抜3位入賞を果たした鳳凰高校。相手は3連覇中の沖縄尚学です。

ダブルスとシングルに分かれ、3試合のうち2勝した方が優勝です。

シングルのエース対決では2年生・揚野が粘りますが、敗れます。

(鳳凰高校2年 揚野ひかり選手)「いつも3年生に助けてもらっているので、今回は1本私も取りたかったが、勝てなくて悔しかった」

残り2つ、鳳凰は1つも落せない展開に。
デュースまでもつれこんだシングル。

(鳳凰高校3年 田上にこ選手)「自分のできることをやろうと思って、とにかく拾い続けた」

勝って1勝1敗。ダブルスを制した方が優勝です。

(鳳凰高校3年 市川遥瑠選手)「焦る気持ちもあったが、とにかく頑張って強気でいくしかないと思って」

連続得点で、マッチポイント。

見事、6年ぶりに優勝を果たしました。

(鳳凰高校3年 梅本麗菜主将)「(夏のインターハイに)今までの鳳凰で一番良い結果を出して、全国でも戦えるところを見てもらいたい」

鳳凰女子は先月の県大会で優勝し、インターハイ出場が決まっていて、来月29日から広島で戦います。