新築マンションの平均価格は東京で1億円超、名古屋でも5800万円に

新築マンションの平均価格は東京で1億円を超え、名古屋でも5800万円と上昇が続いています。背景にあるのは建築資材に燃料費、人件費などの高騰。建築の原価は過去最高水準になっています。それでも富裕層や共働き世帯を中心に売れ行きは好調だというから驚きです。シニア世代などに人気なのが駅近のマンション。名古屋市中村区にある「レ・ジェイド名古屋」は名鉄栄生駅から徒歩2分の好立地。

(日本エスコン 遠藤和洋さん)
「全戸完売しておりまして。実はここがキャンセル住戸で限定の1戸になります」

老後を見据え郊外の一戸建てから住み替える人も多く、70平米3LDKの間取りで、価格は6290万円。利便性が良いことはもちろん、何より駅近は資産価値が下がりにくく県外の資産家が購入するケースも増えているといいます。

(大石)「なぜ駅近は人気なんですか?」
(新東通信 不動産エグゼクティブ 山元照彦さん)
「やはり資産価値、利便性。あれは20年近く前のマンションですが、今は当時と比べて値段が倍くらいになっている。特に名古屋駅周辺はリニア期待もありますし、東京の方が資産として購入する話はある」
(大石)「名古屋以外の方も購入している?」
(山元さん)「名古屋市や三重、岐阜、東京の方」