俳優の曽田陵介さんが主演を務めた映画『惑星ラブソング』の公開記念舞台挨拶が行われ、曽田さんとともに秋田汐梨さん、チェイス・ジーグラーさん、八嶋智人さん、川平慈英さんらが登壇しました。

映画『惑星ラブソング』公開記念舞台挨拶(左から 横山雄二プロデューサー・川平慈英さん・チェイス・ジーグラーさん・曽田陵介さん・秋田汐梨さん・八嶋智人さん・時川英之監督)


本作は、終戦80年になる現代の広島を舞台に、アメリカ人観光客と広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する不思議な物語。

曽田陵介さん


映画初主演となった曽田さんは、 “大学の4年間を過ごした広島で撮った映画が、全国公開されて嬉しいです。僕もエゴサーチをするんですけど、嬉しいコメントが多いので、沢山呟いてもらったら” と映画の反響に喜びの表情。

曽田陵介さん・秋田汐梨さん


また、曽田さんは演じた主人公・モッチについて、 “台本を読んだ時に、モッチの平和の受け取り方が現代の若者のリアルだった。僕も大学生時代、そういうところもあったし、戦争を経験していないので触れづらい部分もあったんですけど、モッチはすごくリアルに感じているんだなって思いました” と語りました。

また、作品のテーマである「未来への思い」にちなんで、「10年後の自分へのメッセージ」を求められると、27歳の曽田さんは “「役者をやっていますか?」って聞くかもしれない” と37歳の自分を想像して回答。理由について、 “30代の壁が役者にはあると感じていて、中堅になっていると思うけど、俺は一生後輩がいい” と話すと、 “先輩になっていたらいいなって思うけど、20代の若々しい芝居じゃなく、深みのある役者さんになれたら” と笑顔を見せました。

八嶋智人さん

そんな曽田さんの話を聞いていた八嶋さんは、 “55歳でも僕は深みがないし、それは人それぞれ。否定されたみたい” と思わずこぼすと、曽田さんは “いい役者になれたらと思います。その都度、八嶋さんにLINE(で相談)します” とフォローしました。

最後に曽田さんは、 “平和(について)の映画って残酷なものが多いけど、この映画は構えずに観てもらえて、ハッピーに平和を祈る映画になっています。恋愛要素やファンタジー要素もあるので何度でも楽しんでいただけたら” と呼びかけました。

【担当:芸能情報ステーション】