
(藻谷浩介さん)「卒業したあといろんな場所に行くと思うが、自分の場所しか知らない人ばかり。本当は違う、世の中にはいろんな場所がある。全部違って全部いい、みんな違ってみんないい。思いきり田舎や思いきり都会、両方あっていい、自分が今行きたいところに自由に行ったり来たりできる時代になるといい」

(竹島の山村留学生・東京出身 野口かほさん)
「藻谷さんのように自分のやりたいこと、たくさん知識を取り込んで英語の発音を勉強や、他の国のことをもっと知って、おばあちゃんになったときに、竹島でゆっくり過ごしたい」

(藻谷浩介さん)「同じ船に乗り合わせた仲間という感覚は島じゃないと味わえない。人間は本来こういうもの。どの会社の課も10歳ぐらい違う人が集まって、助け合いながら一つのことをしていく。チームワークが本来の姿。そういう基本を毎日体感できる学校は素晴らしい教育環境」
3つの島を巡り、豊かな自然の中で少人数で学ぶ三島村の学校に「教育の原点」をみた藻谷さん。まだまだ興味は尽きず、旅は続きます。
(藻谷浩介さん)「いやいや面白い。もうちょっと若いときにやっておきたかった気もするけど今だからこそできる、人間はできるときにできることをできる範囲でやるしかない」