92歳で亡くなった、俳優・仲代達矢さん。
所属事務所の関係者が、仲代さんの死因などについて、明かしました。
所属事務所の関係者によると、仲代達矢さんは、8日 深夜0時25分に「肺炎のため」亡くなったということです。
また、亡くなる前にケガをして入院していたということです。
葬儀・告別式は近親者のみで行われ、お別れ会の予定は無いとのことです。
所属事務所の関係者は「お花、香典はお受け致しません」としています。
仲代達矢さんは、1932年、東京生まれ。
幼い頃から映画に憧れたが、父親が病弱で早逝したため家計は苦しく、第二次大戦下に過酷な幼少期を過ごす。戦後、解禁となった洋画をはじめ、貪るように映画を観る青春時代の中で俳優を志し、俳優座付属養成所に4期生として入所。
千田是也に師事し、「ハムレット」「四谷怪談」など多数の舞台に出演した。映画界では小林正樹監督に見いだされ、「黒い河」「人間の條件」「切腹」などに出演、黒澤 明監督「用心棒」「影武者」「乱」、また成瀬巳喜男、岡本喜八、市川崑、五社英雄など、日本を代表する名監督の作品に多数出演し、舞台と映画を両輪としてキャリアを重ねた。アカデミー賞と世界三大映画祭(カンヌ・ヴェネツィア・ベルリン)の全てで出演映画が受賞した実績を持つ。
2007年文化功労者。勲四等旭日小綬章、川喜多賞、朝日賞など受章多数。
2015年文化勲章受章
2024年名誉都民
【担当:芸能情報ステーション】














