サッカー明治安田J2のいわきFCは、11日、日本一を決める天皇杯2回戦で、同じ東北のライバル、ブラウブリッツ秋田と対戦しました。
今年の天皇杯は、2回戦からの登場となったいわきFC。相手は同じくJ2の秋田です。ホームの声援を受け、いわきは攻め込みます。前半30分、ロングボールから最後は加藤がシュートを打ちますが、枠を捉えることができず。前半を0対0で折り返します。
後半に入ると、秋田の猛攻を受けます。後半6分、サイド攻撃から秋田に先制を許すと、その2分後、立て続けに秋田に得点を許し、2点差に広げられます。
なんとかこの状況を変えようと、後半20分、田村監督はストライカー谷村海那を投入。その期待にエースが応えます。後半40分、さすがの決定力を見せた谷村。1点差に詰め寄ります。
しかし、反撃もここまで。いわきは1対2で秋田に敗れ、天皇杯2回戦敗退となりました。
いわきFC・田村雄三監督「もうリーグ戦しかないので、しっかりリーグ戦に集中して(次節の)山口戦に向け皆でもう一回頑張っていこうと話をした」
いわきFC・谷村海那選手「リーグ戦と天皇杯関係なく、全員が同じサッカーをできれば勝てる試合がたくさん増えてくると思うので、セカンド(ボールの対応)など高めてやっていきたい」