お肌にとって一番の美容液は…「血液!」

 中でも友利先生が健康な肌を作るために特に重視しているのが、食習慣。「お肌にとって“一番の美容液は血液”なんです。血液が皮膚に栄養や酸素を運んでくれなければ、スキンケアしてもきれいにはなりません。そして、血液を作るのは毎日の食事です」と語り、理想的な食事で血液をサラサラにしておくことが肌の健康にも重要だと強調した。

 お肌の健康を保つための“おすすめ食材”として「青魚(サバ・アジなど)」「海藻」「きのこ類」「納豆」「キウイ」の5つを挙げ、「これらは“発酵性食物繊維”というものです。お腹の中で発酵して、腸内細菌のえさになってくれると言われています。それによって肌のバリア機能が上がったり、水分量が上がったりします」と、注目の栄養素についても解説した。

 さらに、話題は若者の過度なダイエットへ。友利先生曰く「脂肪は財産」。「顔にある程度脂肪がついているほうが、若く見えます。脂肪はそのまま残しておくと、ハリ感も出ますし、たるみにくいんです。一番良くないのは、痩せたり太ったりを繰り返すこと。太ると皮が伸び、伸びた皮は縮みません」と、過度なダイエットを実践する若者へ警鐘を鳴らした。