長野県内では百日咳(ひゃくにちせき)の届け出数が、2018年以降で最も多くなり、県が注意を呼びかけています。

百日咳の届け出数は8日までの1週間に52人で、前の週より17人多く、累計で408件となりました。

前回流行した2019年の年間362件を上回り、現行の調査を開始した2018年以降で最も多くなっています。

保健所別では、長野市が特に多く、佐久と上田も多くなっています。

また年齢別では、10歳から14歳までが215件で、全体の半数余りを占めています。

県は生後6か月未満の乳児が感染した場合、重症化し死亡するケースもあるとして、ワクチンの接種も検討するよう呼びかけています。