新型コロナウイルスの感染拡大を受け停止していたロシアと北朝鮮の首都を結ぶ直通列車の運行が再開します。

国営のロシア鉄道は9日、首都モスクワと北朝鮮の平壌を直通で結ぶ列車の運行を今月17日に再開すると発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け2020年に運行を停止して以来、およそ5年4か月ぶりの再開となります。モスクワ・平壌間は1万キロを超え、直通列車としては世界最長とされ、片道で8日間かかるということです。

プーチン大統領と金正恩総書記が包括的戦略パートナーシップ条約に署名してから今月19日で1年を迎える中、運行再開により両国の関係強化をアピールするとともに、さらなる交流拡大を目指すとみられます。