6月9日未明に熊本県宇城市のコンビニエンスストアで発生した強盗事件で、逃走を続ける犯人が差してきたとみられる傘が現場に残っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

現場の「傘立て」で発見

この事件は、9日午前3時ごろ、宇城市松橋町の「ファミリーマート松橋曲野店」で、50代くらいの男とみられる人物が店員に刃物を突き付け、現金約10万円を奪って逃走したものです。

犯人の特定には至っていませんが、その後の警察への取材で、犯人は傘を差して店を訪れ、犯行後にそれを差さずに逃走していたことが分かりました。

捜査関係者によりますと、現場の傘立てには透明のビニール傘が残っていたということです。

警察は9日に傘立ての周辺を調べ、傘3本のうち1本を押収していました。