■市場に出回らない“未利用魚”を活用 「すごくいいサイクル」
福さん、さらにうみファームであるものを発見!
鈴木福さん
「こちらに売っているものは?」
うみファーム担当 後藤さん
「大きさが全然不揃いで、市場とかに出回らないお魚や生き物を販売して、美味しく食べていただこうということで設置しています」
鈴木福さん
「どれがオススメとかあるんですか?」
うみファーム担当 後藤さん
「ちょっとシマシマの黒い点々がついているイシガキダイっていう魚が」
鈴木福さん
「タイなんですか?」
横浜・八景島シーパラダイス 後藤さん
「タイではないです。どちらかというとスズキのほうの」
鈴木福さん
「鈴木の!」
地元の漁師さんから、水揚げをしても“大きさが不揃い”“知名度がない”という理由で値段がつかない「未利用魚」をあえて購入し販売したり、魚の餌にしたりする取り組みを1年前から行っているのです。
横浜・八景島シーパラダイス 森田為善さん
「(未利用魚は)日によって使える魚が変わってきますので、(エサとしての)栄養バランス的にもいいのかなと思います」
こうした実態を子供たちにも知って欲しいと今、計画されているのが「未利用魚のすり身団子を使った餌やり体験」。福さん、今回その準備のお手伝いをすることに。
サイズが小さいという理由で未利用魚となったシイラ。これをミンチに。カプセルに詰めると完成です!マダイにあげてみると…
鈴木福さん
「僕らも凄く楽しめるし、もっと小さい子だったら凄く楽しめると思います」
「小さいうちから学ぶことによって、発見の幅がすごく広がると思うし、ここでこういう風に(未利用魚が)使われているというのを知ったことで、未利用魚も食べたいとなって、それが食育にも繋がるとなったら、すごくいいサイクルだなと」