備蓄米の販売に関する情報が日々動いています。“随意契約米”がスーパーマーケットに出回り始め、コンビニでの販売も開始。そうした中、競争入札で放出された備蓄米について、小泉進次郎農水大臣から新たな方針も打ち出されました。

古古米がスーパーに続々

 備蓄米は現在、「入札」「大手小売り向けの随意契約」「中小小売り向けの随意契約」の3つに分かれています。江藤拓前農水大臣のときに行われた入札による放出では、2024年産と2023年産の古米を大手集荷業者が入札し、5kg3000円台で店頭へ。

 小泉農水大臣就任後に行われた、大手小売り向けの随意契約では古古米(2022年産)がメインとなり、5kg約2000円台で。さらに、中小小売りの随意契約では、2021年産の古古古米が5kg約1800円程度で販売されることになりました。

 最近、消費者の手元に届きつつあるのが、大手向けの随意契約で放出された古古米です。マルアイでは6月4日から7日まで兵庫県内の全店で5kg2111円(税込み)で販売するということで、イオンや平和堂では6月中旬頃から5kg2138円(税込み)で販売予定です。このほか、オークワと万代も6月中旬頃から、関西スーパー・イズミヤ・阪急オアシスでは6月下旬頃から販売される予定となっています(※予定は変更になる可能性があります)。