2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、4月13日の開幕以来、来場者数が600万人を突破し、国内外から注目を集めています。連日にぎわいを見せる会場で、人気の国内パビリオンを取材しました。
日本館:循環をテーマに未来へのヒントを提示
ホスト国の日本館は、資源を再利用・再生する「循環」をテーマにしています。藻類によるゴミの分解や、電気・熱を生み出す技術について、人気キャラクターのハローキティやドラえもんを使って紹介しています。
特に注目されているのが「火星の石」。1千万年以上前に地球に飛来し、2000年に南極で発見。重さは13キロと世界最大級です。

また、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った砂など、宇宙の成り立ちを学べる貴重なサンプルも展示されています。
日本館 堺井啓公担当局長:
「持続可能なものを意識した生活を送るためのヒントを学んでほしいと思います」