奈良県がドングリの木を伐採する理由

なぜ奈良県はドングリの木を伐採するのでしょうか?理由は、2012年に県が策定した「奈良公園植栽計画」にあります。
1880年、明治時代に開園した奈良公園。その美しい景観が評価され、1922年には「国の名勝」にも指定されました。ところが、時が経つにつれ公園の木々が大きく成長し景観が損なわれたとして、県は適切な樹木管理として木を伐採し、マツやサクラに植え替えていくことを決めたのです。
県はこの計画に基づき2019年から本格的に伐採を始め、これまでに280本の樹木を伐採。このうち40本近くがシラカシやイチイガシなどのドングリの木でした。














