(二之宮米穀店 二之宮行宣代表)「ここに30キロが100袋くらいあった。今は10袋くらい」

鹿児島市で米穀店を営む二之宮行宣さんです。こちらの店でも米不足は深刻で、大手業者の随意契約を横目に「疎外感」も感じていました。

(二之宮米穀店 二之宮行宣代表)「多分(うちには)来ないだろうなと思っていた。(備蓄米が)来れば売る。何でも売る」

Q.「古古古米」はどう?
「全然(品質は)関係ないと思う。こういうコメはこういう形では使える」

古くなると味や風味が落ちると言われるコメですが、美味しく炊く方法をお米のプロに聞きました。

(二之宮米穀店 二之宮行宣代表)
「『風味、匂い』をおさえるには『お酒』。もうひとつは『甘み』。お米の甘みを出すために『塩』を入れる。あとは『粘り』。粘りは『油』」

「これ3つ合わせると何だと思う?炊き込みご飯」

二之宮さんによると、ご飯を炊く時に
●おちょこ1杯の酒
●ひとつまみの塩
●そして数滴の油を入れると古い米でも美味しく炊けるということです。

家庭でのひと工夫で、米不足を乗り切るヒントになるかもしれません。