政府は中小のスーパーやまちのコメ店を対象に「古古古米」と呼ばれる2021年産の備蓄米を放出することを決め、30日、申請受付を始めます。街の人、そしてコメ店の反応を取材しました。

(記者)「米の高騰に備蓄米。街の人はどのように受け止めているのでしょうか」

「あまり古いのは買いたくない。新米が好き」

「(コメが高いので)パックのごはんを買ったり、(代わりに)麺類にしたり」

「(備蓄米も)そんなに味は変わらない気もする。こういう時は多少我慢しないと」

「(4年前のコメは)ちょっと古いとは感じる。味は落ちていないかと心配」

「(4年前のコメは)あまり良いようにとらえられない。安くなるのはいいが衛生面が心配」

先に放出された備蓄米の随意契約を申請した楽天グループは、29日午後から直営通販サイトで販売を始めました。

(記者)「税込み2138円となっています」「楽天で備蓄米を注文してみたいと思います」

流れに沿って購入手続きを進めますが…

(記者)「サーバーへのアクセスが集中して、お買い物かごを閲覧しにくい状態になっていますと」

アクセスが集中してシステムがダウン。その後も時間をおいて数回チャレンジしましたが…

(記者)「この商品は売り切れです、もう予約ができません」

販売開始から2時間足らずで売り切れてしまい購入できませんでした。