SDGsについて考えます。
目標の4番「質の高い教育をみんなに」につながる取り組みです。

皆さん、「学校給食甲子園」という大会をご存知ですか?
学校給食の日本一を決める全国規模の大会なのですが、山形県内では、高畠町の小学校が、
12月の決勝大会に進出する「ベスト7」に選ばれました。
評価された、凄いポイントを取材しました!


学校給食の日本一を競う、「学校給食甲子園」!

応募のあった全国1249校のうち、山形県内では高畠町の糠野目(ぬかのめ)小学校が「ベスト7」に選ばれ、12月の決勝大会に進出しました。

ベスト7の献立の特徴「地場産物を積極的に」

全国ベスト7の献立を考えた栄養教諭の鈴木梨菜(すずき・りな)先生です。
糠野目小学校の給食には、どんな特長があるんですか?

栄養教諭 鈴木梨菜先生
「地域の方との関わりがすごく深いというところも本校の特長のひとつであって
 学校給食の中で地場産物を積極的に使っていくというところにも力を入れています」

糠野目小学校では、地域の農家さんと連携して一緒に野菜を育てたり、その野菜を給食に取り入れたりしているそうです。

食の大切さだけではなく、食を支える農業についても学んでいるんですね。

そして、凄さはほかにも…。

学校独自!"5年生の大根週間"


栄養教諭 鈴木梨菜先生
「本校独自で"5年生の大根週間"という給食のテーマを付けて、毎日変わった大根料理を提供しています」

児童がみずから育てた大根を給食のメニューに取り入れる「大根週間」という独自の文化があるんです!

栄養教諭 鈴木梨菜先生
「5年生が収穫した大根を積極的に給食でも使っているので12月は、ほぼ毎日のように取り入れています。どんなふうに大根を使い切ろうかなと考えるところも大変です笑」

こうした食育を意識した取り組みや給食の献立が、ベスト7に選ばれた理由のようです。

では、名物の「大根給食」を…と思ったのですが、大根の収穫は来週以降ということで、きょうは別のメニューをご紹介。