6月上旬にも一部の店頭に並びそうな、5キロ2000円程度の備蓄米。ファミリーマートは1キロ400円での販売を計画するなど、具体的なことがわかってきました。(5月27日「Nスタ」午後5時20分ごろの放送より)

「随意契約」に続々と申し込み 各社6月上旬に販売か

井上貴博キャスター:
小泉農林水産大臣は、政府の備蓄米の「随意契約」での販売に、27日午前9時の時点で19社から、合計9万トンの申し込みがあったことを明らかにしました。
(オーケー、ベルク、アイリスオーヤマ、カインズ、ゼンショー、PPIH、サンドラック、楽天グループ など)

その後、情報更新され、3社(イオン、イトーヨーカ堂、ファミリーマート)からも申し込みがあったということです。

今後、6月上旬に店頭に並ぶとみられる▼「備蓄米 (22年産、21年産)」は5キロで2160円程度だということです。

また、▼江藤前農水大臣時代の第1回~第3回で放出された「江藤備蓄米(24年産、23年産)」5キロ3000~3500円や、▼海外産米5キロ3500円程度、▼銘柄米5キロ4469円(平均価格:5月12日~18日)も店頭に並ぶことになりそうです。
(政府/厚労省・流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員によると)

今後はどう流通するのでしょうか。

流通経済研究所の折笠主席研究員は「大多数の小売店はスピード感・価格重視。“小泉米”は単体で販売するだろう」としています。

古古米、古古古米は新米と比べて味が落ち、乾燥していて割れやすいため、新米とブレンドすることも考えられるといいます。

つまり店頭では「備蓄米」や「海外産米」「銘柄米」に加えて「ブレンド米」も並ぶのではないかというのです。

お笑い芸人 サバンナ 八木真澄さん:
消費者としてはコメは安い方がいいのですが、売る方からすると高い方がいいわけですよね。どこが適正価格なのか、安すぎず、高すぎず、1番いいところを探っていくのが大事なのかなと思います。