大阪・関西万博での砂が取り持つ縁で鳥取県とヨルダンなどで結成されたサンド・アライアンス、砂同盟に、3つ目の国として太平洋南部の島国「ナウル共和国」が加わることが決まりました。

大阪・関西万博でのナウル共和国の展示。
台座の上にあるのは鳥取県が贈った砂のミャクミャクと「JOIN US」の砂文字。

元々何も載っていなかったこの台座は「心がきれいな人には展示された何かが見える」と謳ったナウル台座。
鳥取県が砂のミャクミャクと砂文字を贈ると、ナウルは洒落っ気たっぷりに「ナウル台座が鳥取県に占拠されたようだ、確認を急いでいる」と発表し、SNSがバズリました。

ナウル共和国は人口1万3000人ほどの小国ですが、Xのフォロワーは52万人と鳥取県の人口に迫るほど急激に増えました。

実はナウル共和国と鳥取県、かつて一悶着ありました。

平井知事
「ナウル共和国のツイッターの中で『スタバはないけど砂場はある』とコメントを出され、これは誰かのパクリではないかと・・。で、これについては大目に見ましょうと」

こうした縁がサンド・アライアンス加盟につながりました。
現在の同盟加盟国は鳥取県と同じように砂を展示しているヨルダンと砂漠の国サウジアラビア。ナウルは3番目となり、6月30日に調印となります。