「このまま夏に突入すると危ない」更なる奮起を促した岡田監督
終わってみれば、東洋大姫路が8回で7点差をつけて9対2のコールド勝ち。準決勝進出を決めました。大阪桐蔭の森投手は「今まで対戦したチームの中で一番振りが鋭かった。8回の最後の場面も、(自分としては)悪い球ではなかったが、(自分の)力の無さを思い知らされた」とコメントしています。
試合後、「(全国で勝つには)攻守ともに自分たちの力が足りないことを教えていただいた」と振り返った大阪桐蔭・西谷監督。一方、「(コールドで)勝てたのはよかったが、これで大丈夫だと選手達が思うのが一番怖い。まだまだバントで進める場面、守備の部分でしっかりとした野球ができていない。このまま夏に突入すると危ない」と選手たちに、更なる奮起を促した東洋大姫路・岡田龍生監督。両監督の夏への決意とともに、注目の対決は幕を閉じました。
岡田監督の言葉をうけた渡邊拓雲主将が「守備、走塁、バント、攻守ともにきちんとした野球を進めていくのが僕たちの野球。チームとして、(この勝利を)過信せずにチャレンジャーとして挑んでいきたい」と話した東洋大姫路。さらなる高みを目指してこの後の戦いに臨みます。