◆時短!節約になる!洗濯術のポイントを『ライオン』お洗濯マイスターが解説
・金城茉里奈アナウンサー
まとめ洗いは節約になりますか?
・洗濯マイスター大貫和泉さん
なります。ただし気をつける点があります。皮脂汚れは時間がたつと落ちにくくなり、嫌な臭いを発生させることがあります。
・金城アナ
では、まとめ洗いをしてもしっかり汚れを落とすにはどうすればいいですか?
・洗濯マイスター大貫和泉さん
まとめ洗いのポイントは3つあります。
①ニオイの気になる靴下や肌着は「裏返し」で洗ってください。
においの原因となる、汗・皮脂汚れは「内側」に付くため、裏返して洗うことで、臭いや汚れがすっきり落ちます!脱ぐときに、裏返して洗濯かごに入れておけば時短にもなります。ただし黒ずみの気になる靴下は、表のママ洗濯してください。
②洗濯ものは洗濯機の容量の7割程度にすることがポイントです。
水道代を節約しようとして、洗濯ものをぎゅうぎゅうに詰め込んでしまいますと、水の中での洗濯物の動きが悪くなり洗浄力が低下してしまいます。
目安としては、洗濯槽の銀色の部分が5センチ程度見えるところまでにしてください。
洗濯槽が白いものもありますが淵の下から5センチのところまでにしてください。
③すすぎが1回ですむ洗剤を選び、すすぎ1回で洗濯するのが節約のポイントになります。
1年間すすぎ2回から1回に変えるだけで、お風呂のお水およそ56回分の節水になります。すすぎ1回での洗濯は、節水だけでなく、節電になるんです。さらに時短にもなりますし、衣類の長持ちにもつながるんです。
すすぎ1回の洗濯は、すすぎ2回の時と比べて水流の影響を受けにくくなり、衣類同士の摩擦によるダメージも少なくなるため、衣類が長持ちします。
◆時短!節約になる洗濯術3つのポイントおさらい
①靴下・肌着は裏返して洗う※ただし靴下に黒ずみなどの汚れがある場合は表にしたまま洗う
②洗濯ものの量は洗濯機容量の7割程度にする
③すすぎ1回でOKの洗剤を使う節水・節電・時短・衣類が長持ちする