愛知県長久手市では、田んぼに水が張られ稲の植え付け作業が進んでいます。小泉進次郎新農水大臣は、早ければ6月頭には備蓄米5キロを2000円台でスーパーの店頭に並べられると強調しましたが、農家や小売店、消費者の反応は。

農家は「早い動き」を評価するも「2000円台」には慎重な姿勢

(愛知県長久手市のコメ農家 神谷時男さん 23日)
「あの(小泉大臣の)早い動きはいい。3年ぐらい備蓄米は持っていると思うが、古い備蓄米を例えば2000円台で出すというのは全然問題ない。でもことし取れた新米の備蓄米を2000円台で出すのはちょっと抵抗がある。もちろん2000円台でも農家の手取りがある程度確保できるのであれば賛成。消費者にどんどんコメを買って食べていただく。“コメ離れ”がないことが大事だと思います。

消費者と作っている方とのバランスが大事だと思う。食べる人たちが『こんなに高いコメだったらもうやめる』というのは困る。だけど作る方も『この値段では作れない』という価格じゃ困る」