ボタンの花が満開です。東北地方有数の名所として知られる青森県南部町のボタン園で、約8000本のボタンが見ごろを迎えています。
優雅でふんわりとした大輪の花が咲き誇るボタン。名久井岳の中腹にある南部町の「長谷ぼたん園」です。
1978年に、地元の寺の檀家が奈良県の長谷寺を訪れたさい、ボタンの苗を譲り受けたのを機に、町が整備してきました。
いまでは、広さ3.3ヘクタールの園内に約130種類、8000本のボタンが植えられています。
2025年は低温がつづき、2024年より1週間ほど遅く5月15日頃から咲き始め、22日に満開となりました。
青空が広がった23日は、散策には絶好の日となり、訪れた人は色とりどりの花を楽しんでいました。
訪れた人は
「ここはやっぱり空気の味が違います。緑の中にこれだけ花があって、すごく楽しめます」
「長谷ぼたんまつり」は当初、5月25日までの予定でしたが、期間を1週間延長して6月1日まで開催されます。