青森県八戸市の「八戸商工会議所」と「八戸港振興協会」は、被災した事業所や八戸港の早期再建への支援を市に要望しました。
要望では、被災した事業所の早期再建への支援や港の岸壁に入った亀裂の修復などの早期復旧を求めています。
八戸商工会議所 武輪俊彦 会頭
「事業を継続する・工場のラインを動かすのがまずは第一。被害状況を調査するところまで手が届いていない。今把握できている金額はごく一部だと認識している」
震度6強を観測した八戸市では、今も臨時休業を余儀なくされている飲食店があります。飲食店「THIRD PLACE」は、キャンセルが20件以上あり、売り上げの損失が400~500万円に上ると言います。
THIRD PLACE 安保浩一 店長
「来年以降もこれ(この影響)がどこまで拡大するのかということで、売り上げの不安がある。機材などが大きく破損している。何らかの補助金があれば活用させていただきたい」
厨房にあった「ガス台」や「オーブン」が倒れ、機材を全部買い替えるとなれば、500~600万円の費用がかかると見込んでいます。
また、飲食店への酒の仕入れについて、臨時休業が相次ぎ、酒店も先を見通せない状況だと言います。
かまや酒店 釜谷永子さん
「恐ろしいよ、きっと…。去年に比べたら、半分いかないかな…。助けてくれるのかな…。見舞金もないとかいろいろ聞いた。自分でなんとかするしかないですね…」
こちらは地震で床に亀裂が入り、店自体も被害が出たということです。














