大阪・関西万博の経済効果は、経産省の試算にでは2.9兆円ということですが、思わぬところでも万博の“あやかりマネー”がありました。会場周辺エリアでは全力で万博に便乗する人たちも。各地で起きている現象を取材しました。

 入場者数約350万人(※5月20日時点)となった大阪・関西万博。会場近くのホテルは…

 (グランドプリンスホテル大阪ベイ 久保知輝さん)「今はおかげさまでかなり満室近い状態。こちらのスイートルームですと最近は万博の影響で政府関係者や海外の王族も宿泊されるケースが増えています」

  大阪市港区にある下町の小さな商店街にも…

 (小山お好み焼店)「わざわざ弁天町駅で降りて食べにきてくれる人もいる。ポーランド館のシェフが近くに住んでいて、注文のしかたがベーコン(豚バラ)、エッグ、スプリングオニオン(ねぎ)と」

 じわりと裾野を広げる経済効果。期待が高まる「万博あやかりマネー」を徹底取材しました。