ルヴァンカップファーストラウンド3回戦。J2のカターレ富山は22日、2023年王者J1アビスパ福岡相手に怒涛の猛攻を見せました。

2年連続のプレーオフラウンド進出に向け、平日にも関わらず、県総合運動公園には3500人を超えるサポーターが駆けつけました。
サポーター
「きょうは一方的に勝ちます!」
「今まで出てない選手を出して(ほしい)きっと活躍するよ」
「もちろんね、勝てます!勝つしかないでしょ」
「きょうも絶対勝つぞ!」
「カターレ頑張れ!」
相手は2023年のルヴァンカップ王者でJ1アビスパ福岡。カターレ創設時のメンバーだった金明輝監督と小田切道治監督との古巣、盟友指揮官対決となりました。
試合立ち上がりから仕掛けてくる福岡。ホームのカターレはなんとかしのぎます。
しかし前半11分、相手にPKを献上。今シーズン初出場のキーパー、コ・ボンジョは反応するもわずかに及ばず、先制を許します。
さらに前半40分、豪快に2点目を決められ、カターレは苦しい展開となります。
このままでは終われない勝負の後半。パスカットした松田からフリーの浦、跳ね返ったところを駆け上がってきた濱、連続シュートで福岡ゴールに迫ります。
後半21分、ゴール前でボールを受けた井上のポストプレーから高橋のシュート。見事な連係プレーで1点をもぎ取り、1対2と1点差に迫ります。
その後も福岡の攻撃を体を張って守りながら、同点ゴールを目指し怒涛の攻撃を仕掛けます。
後半アディショナルタイム。今瀬をフォワードの位置に上げてパワープレーに出たカターレ。
碓井がトラップし、途中出場の溝口がシュート。そのこぼれ球を吉田が拾い、はじいたボールに今瀬ですが決まらず。
カターレは後半だけで15本のシュートを放ちましたがあと1点が遠く。このまま試合終了。1対2で敗れ、ルヴァンカップは3回戦敗退となりました。

5月25日午後1時から、天皇杯1回戦でカターレは順天堂大学と戦います。
県勢もう1つのチーム、富山新庄クラブは24日に岐阜FCと対戦します。