いよいよ、21日に迫った全国新酒鑑評会の結果発表。酒どころ・福島が目指すのは、3年ぶりの金賞受賞数、日本一です。

2022年まで、9回連続日本一を果たした福島。去年は、金賞受賞数が18銘柄と、19銘柄の兵庫県にあと一歩及びませんでした。

佐藤玲奈アナウンサー「今年もこの季節がやってきました。全国新酒鑑評会。発表をあすに控え、こちらでは出品酒がずらりと並んでいます」

福島市にある県観光物産館には、5月16日から特設の販売コーナーが設けられ、鑑評会に出品した47銘柄のうちの43銘柄が順次、取り揃えられています。なかには去年、金賞を受賞した天栄村の松崎酒造の「廣戸川」や喜多方市の「笹政宗」なども並びます。21日の発表を前に、福島の日本酒を買い求める人も…。

岐阜から来た人「昨年は(1位まで)一つ足りなかったんですよね。いつも福島が1位になる(イメージ)。水とお米が美味しいから福島のお酒はおいしい」

県観光物産館・櫻田武館長「試飲しましたが、本当においしかったので出来はいいと思う。本当に期待しています。今年も最高峰である金賞受賞酒がたくさん出るといいかと思っています」

県観光物産館では21日午後6時10分から記念のセレモニーが行われ、訪れた人に金賞を受賞した酒が振る舞われるということです。