自転車で『日本の頂点』へ― 目指す「皇后杯」の獲得


「日本の頂点」を目指す思いが2人の絆をさらに強くしています。
悪天候でも練習に休みはありません。
新井宇輝 アナウンサー
「自転車競技は雷が落ちてこない限りレースが行われると言われています。そのため滑りやすい状況ですが、選手たちは本番を想定しながら練習しています」

大学では個人種目に加えて女子は1チーム2人で戦う「チームスプリント」にも力を注ぎます。(※ほとんどの女子の通常ルールでは、1チーム3人で戦いますが「あおもり国スポ」のみ1チーム2人で戦います)

八戸学院大 室谷榎音 選手
「(近田選手は)どんなにきつい練習でもニコニコしながらやってます。ずっと一緒にチーム系走りたいねって言っていたので、楽しみです」

八戸学院大 近田ちひろ 選手
「女子の短距離といえば室谷みたいな感じだったので、その人と組めるのは、めっちゃ楽しみ」

2026年には青森開催の国民スポーツ大会が控えます。2人の目標は、全競技での女子総合優勝となる「皇后杯」の獲得。そのためには自転車競技での日本一は欠かせません。

八戸学院大 室谷榎音 選手
「『皇后杯』優勝できるようにがんばりたいです」

八戸学院大 近田ちひろ 選手
「自分の力をいっぱい出し切って、青森国スポで優勝できるように。『皇后杯』やっぱりとりたいと思っています」
高校日本一として表彰台の頂点に立ってきた2人の“自転車ガールズ”は、大学の舞台で同じ表彰台の頂きを目指します。
