標識の文字部分の寿命は「十数年」
なぜ、こんなことになってしまったのでしょう?
取材班がやってきたのは、大阪市平野区にある標識などを専門につくる工場。この工場では、兵庫県や大阪府などの標識を受注しています。
(光和産業 天野達也さん)「(Q手作業でやっている?)手作業。一枚一枚全部違う種類のものをつくりますので」
標識は文字をかたどったプラスチック製のシートを1枚1枚手作業ではりつけたあと、はがれないように熱を加え密着させてつくられます。工場の担当者によりますと、文字シートは十数年で寿命を迎えるといいます。
(光和産業 天野達也さん)「長年外部にさらされるので、昼間は特に紫外線、海の近くであれば潮風。道路ですから当然、排気ガスとかいろんなものがあるので、それらが要因となって徐々に劣化していく」