ニーズに応じて日帰りや宿泊、訪問型と、様々な形態のサービスを提供していて、日帰りや宿泊の場合、施設が用意した食事や間食ももちろん無料。

母親が赤ちゃんと離れ一人で過ごす時間を設けることで、産後うつや虐待防止にもつながるといいます。
鳥取県によりますと、まだ利用料が無償化されていなかった2019年度は利用者数が108人だったのに対し、無償化事業として取り組み始めた2020年度は483人、2023年度は1933人にまで増加。
徐々に認知され、ニーズも高まっています。
利用者は
「産後ケア(ショートステイ)で子どもと離れるのが初めてだったけど、信頼できる助産師さんたちがさっと連れていってくれてあまり後ろ髪引かれずに自分の時間を、『きょうはリフレッシュする時間だ』って割り切って過ごすことができて。
子どもが次の日の朝帰って来た時に、より愛しくなりました。いい時間だったなって思います」

「私も友だちにこういうところあるよ、行ってみなって教えてもらったけど、産後ケアがもっと広がっていくといいなと思います」
利用者の反響も大きい産後ケアですが、一方で課題もあります。